「長月(ながつき 九月)」の本柘植遊印

「長月(ながつき 九月)」の本柘植遊印

販売価格: 1,800(税別)

(税込: 1,980)

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商品詳細

遊楽印(ゆらいん)  

「長月(ながつき 九月)本柘植遊印

10.5ミリ角使用 1,800円(税込1,980円) 

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遊楽の印(2019.9より印材の仕様が変わりました。こちら  も併せてご確認下さい)  

 


 

 

「長月(ながつき 九月)」の本柘植遊印

商品名

 

使用印材

サイズ

 

印影サイズ

(縦×横)ミリ

 
「長月」

10.5ミリ角

10 × 5〜6

 

九月ばかり夜一夜降り明かしつる雨の、今朝はやみて、朝日いとけざやかにさし出でたるに、

前栽の露はこぼるばかり濡れかかりたるも、いとをかし。

透垣の羅文(すいがいのらんもん)、軒の上などはかいたる蜘蛛の巣のこぼれ残りたるに、

雨のかかりたるが、白き玉を貫きたるやうなるこそ、いみじうあはれにをかしけれ。

九月の頃(旧暦)、一晩降って夜明けを迎えた雨が、今朝はやんで、朝日がぱっとあざやかにさしはじめた時に、

庭の植え込みの露は、こぼれるほどに濡れて草木に置いているのは、とてもおもしろい。

透垣の羅文や軒の上などは、張りめぐらしてある蜘蛛の巣が切れ残っているところに、雨の降りかかったのが、

まるで白い玉を貫き通してあるようなのは、たいへんしみじみとした感じがしておもしろい。

【枕草子一二五段:小学館 新編日本古典文学全集より】

 

 

工房 蓮 

商品仕様

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