知恵の集大成
粉包みの折形で、文香を包んでいます。
この粉包みの折形は、
暮らしに使える折形の本【山根一城著】で紹介されている折形で、
山根折形教場オリジナルだそうです。
“江戸時代、さまざまな粉包みが考案されました。当時、唐辛子、胡椒、山椒などの香辛料は薬として珍重され、特に胡椒は金と同じ価格だったと言われるほどで、武家が旅に出るときには薬として必ず持参したものです。粉包みは白の清浄な和紙に直接粉類を折り包み、その形から包んであるものが一目でわかりました。
中略
清潔感、美しさ、収納性・・・など、知恵の集大成といえる折形です。”
「暮らしに使える折形の本」山根一城著
一度折ると忘れないシンプルな折りで、かつしっかり留まります。
上の二つの画像を見るだけでどうやって折るのか想像がつくんじゃないかと思う。
差し込んで留めるわけではないのに、
和紙同士のこすれも活かされ、簡単には開けない。
ということは、折形のカタチが崩れないということでもあり、
安心感があります。
清潔感、美しさ、収納性を兼ね備えた知恵の集大成。
と紹介されている通りだなと思う。
おまけに遊印の出番もたくさんある。^^
ということもあり、
最近のほんのきもち文香ギフトは、
この折形におさめてお届けしていることが多いです。
機嫌良くいきましょ
藤井あき乃