朝の月
ここのところ早朝の空に雲が少ないので、
毎朝、西の空に大きなお月様を見ることができる。
すべての窓を開け放ち、
ひんやりとした風と月の光を存分に浴びながら過ごせるのは、
たいそうしあわせ。
毎朝同じ時間帯に、定位置から眺めながら過ごしていると、
月が見え始める時間も、見えなくなる時間も、
その方角も、遠さも、
毎日かなり違っているんだと改めて気づく。
昨日とは違う今日が始まるんだなと思う。
部屋に置いている日めくりカレンダーを、
自分の指でちぎるのとは違う、
「新しい日」という感覚。
夜の月にはひたすら見惚れるけれど、
明るくなって行く空に浮かぶ月には、
やわらかな元気をもらえる。
今日も丁寧に過ごそうと思う。
感謝
機嫌良くいきましょ
藤井あき乃