底マチ付の和紙巾着袋

底マチ付の和紙巾着袋

先日届いた和紙を使って巾着袋を作ってみました。
初めての底マチ付の巾着袋です。
ずっと作り方がわからないと思っていたのですが、
底マチ付の封筒を作っているのだから作れるはずじゃぁないか。
と今朝気づき(遅すぎる)、早速挑戦。

紐を通す為の処理をすると、
底マチ部分の折り上げがきれいにできず手間取りましたが、
なんとかうまくできました(というかごまかせませした。か。今のところ)。

紐を通す部分と底マチ部分は、天と地で連動しないようでしている。
やってみて初めて気づくこと。

少なくともわたくしのように三次元で物を想像する能力に欠ける人間は、
紙を裁断した時点でも、
折り始めた時点でも気づけない。
糊付けしたあたりで「あ」と思う。やっと。

なんとかカタチにできて良かった。^^
この子たちを入れたかったの。

だいたい30㎝から35㎝くらいの長さです。

一番上の画像で使った和紙は、
約3匁の手漉きの楮紙をあと染めし手もみしたものだそうです。
かなり薄いので、封筒や簡易金封の内貼りに使えるかなと思い求めてみました。
とても柔らかいのですが、楮紙だけあって巾着袋に仕立てて紐を引いても破れません(何度もやると破れます)。

画像では濃い色に見えるかもしれませんが、とても薄い色に染められています。
楽紙舘さんの紙です。
桃色は「蘇芳5番」
青色は「縹5番」
黄緑は「萌葱6番」

基本的に、もみ紙は敬遠しておりますが、
楮であるということ、厚みも色もとても薄い。というあたりに惹かれて求めてみました。

もみ紙を敬遠しているのは、
「しわ」があるとのばしたくなるから。
一本でも。どこにあっても。
しかもわざわざ皺つくるってどーゆーつもり。

という女の性的な感覚ですが。

巾着袋にはとても!!よいです。
いっぱい作るぞ!

さて金曜日ですね。
師走お朔日。
今週はどんな一週間でしたか?

このあたりはここ数日空が低く、北風ぴーぷーの日が続いています。
家にこもって年賀状を書くにはもってこいの日和だろうと思う。

今日もここに来て下さってほんとうにありがとうございます。
どうぞそれぞれに幸せな週末でありますように。。。
藤井あき乃