ちいさな幸福

ちいさな幸福

桜染めの手漉き和紙でぽち袋を折ってみました。

半紙で作った雰囲気もとても好きなのですが。
半紙とは又違う魅力があります。

桜で染めるとしっかりした色になるのですね。
まだ硬いつぼみと、がくの色をあわせたような感じ。

目で見る桜の花びらの色は、可憐な儚さがありますが、
この和紙の色は深く落ち着く色です。


昨日は区役所や銀行の手続きなどためまくっていた諸事を済ませ、
探している本があったので、本屋さんに立寄ったのですが、
気づくと1時間以上も経っていてびっくり。

と、同時に
あまりに空腹なのに気づいた為、
近くのカフェに立ち寄り、
ひと休みのつもりが、
更に求めたばかりの本に耽ってしまい、
久しぶりに「読書した」という感じの午後でした。

お昼間から「読書」なんて、もったいなくてできないと思っている最近の自分を、
なんとなくさびしいなぁと思いつつ、
ちょっと豊かな気分で、家に帰ってまいりました。

学生時代。。。あるいは若かりし頃^^
為の読書ではなく、
「純粋に本を読む」と、いうことのみに
膨大な時間を費やすことができていたのは
幸いだった、と今思います。

今が幸せでないということではありません。笑


今日はちゃんと仕事しないと。

充実の一日を
工房蓮 藤井あき乃