蛍の数を数えること
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九州北部はまだ梅雨入り発表がないようですが、
湿度と気温は日ごと高くなっていて、
蛍も飛び始める頃でしょうか。。。
今このあたりの蛍たちは、
どんな感じなんだろう?と検索したらこんなページがありました。
どういう数字なのかと思ったら、
確認された蛍の数とありまして、
え。数えたの?と笑った。
数えている人と数えられている蛍の
その場面を想像してしまったから。
1266とか。どうやって数えたんだろう。
1266を見て、1って表示を見るとそれはそれでかわいくて又笑う。
蛍の個体数(しかも1単位まで)まで表示せずともよろしいような気もしますが、
数えて、それが市のホームページに掲載されると多分嬉しいし、
それを見た人が(私みたいな)笑ったりするのもまたほのぼのしていいなと思う。
私が数えて電話したらその数字を掲載してもらえるんだろうか。
と思って最後まで見たら、数えた人がパソコンやスマートフォンから入力できるシステムになっているらしい。
なんとなく怒りや不安を感じてしまうニュースが多い昨今、
重要案件ではないけれど、
誰かをちょっと笑顔にしてくれるようなことを真面目にやってるのは素敵。
時季が来たら蛍を気にする人がいて、
それを見に行ったら、数を数えて他の人に教えてあげたくなる人がいて、
そのことを共有できる場を作ってくれる人がいることも。
ぜんぶいい。
画像は、
七十二候の26番目「腐草為蛍 くされたるくさほたるとなる」の頃のイメージで作った文香です。
和紙は、福西和紙本舗さんのあけび染めの手漉き和紙。
機嫌良くいきましょ
藤井あき乃