なくても困らないけど、ないと物足りなくてさびしい
杉原紙で和紙封緘紙を少し作る。
自然な白さを追求して漉かれた和紙に色をつけるのもどうかと思うが、
たいそうきれいに色が入る。
手漉き和紙もいろいろで、
まるで染められるのを拒絶しているかのように、
なかなか色が入っていかなかったり、
乾燥すると斑になっていたり、
と、それぞれに違う。
福西和紙本舗さんの手漉き和紙(うすじま)もよく封緘紙にしているけれど、
この和紙はひらひらしていて、
薄めに色をいれると花びらみたいに可憐な封緘紙になる。
直径30ミリ弱の小さな子達だけど、
そこにあるのとないのとでは全然違う。
なくても困らないけど、
ないとなんとなく物足りなくて寂しい。
そういう存在。
憧れる。
さて金曜日。
今日から二十四節気の「小雪」。
今年の冬は雪、降るかな。
一度くらいは見たい。
と、毎年この日に思う。
今週はどんな一週間でしたか?
今日もここにきて下さって
ほんとうに。。。ありがとうございます。
どうぞそれぞれに。。。
しあわせな週末でありますように
藤井あき乃