美しいものはみんなで愛でたい
久しぶりに封筒タイプの金封を作った。
黄色い和紙は金粉銀粉がまぶしてある石州和紙。
こちらも久しぶりに使った。
やっぱり素敵(写真が暗いが、ほんとうはもっと綺麗です)。
ちなみに画像の金封はちいさな失敗をいくつも重ねてしまい(久しぶりすぎて)、
自分で使うことにした子。
ちょっとしたお祝いごと。ないかしら。
そういえば、この石州和紙。。。
お値段を尋ねたとき、少々びびったのを思い出す。
額装したり、お軸に仕立てたりしてお使いいただいています。
とお店の方は仰っておいでであった。
お飾り用ってことですね。
いやしかし、飾るだけとは実にもったいないと私は切り刻んで使っている。
この和紙を漉いた方は悲しむだろうか?
けれどこんなに美しいのだもの。みんなで愛でたい。
私の手で切り取られた断片はさまざまなものに姿を変えて、
多くの方のお手元へ旅立たせた。
私なりの大切に思う気持ちをたっぷりこめて。
機嫌よくいきましょ
藤井あき乃