意図せずやってくる

意図せずやってくる

瓢をくり抜いた後の脇の曲線を活かして飛んでいる何かに見立てているつもり。
数年前の年賀状作成時に使ったアイディア、というほどのものでもないが、
瓢箪型をたくさんくり抜いたら、こんな感じの切りくずが大量に出てしまって、捨てるにはあまりにもったいなかったから。
というのがそもそも。

それ以来、よく使うパターンです。

 

手漉き和紙に関しては特に、
「最後の最後まで使う」という強い意思を根っこに持っていると
それだけで何かが生まれることはよくある。

 

よく吟味して手に入れた佳きもの(自分にとって価値が高いモノという意味です)をよく考えて大切に使っていると、
たまに応えてくれるような感覚。

いつもじゃあない。ほんのたまに。

 

僥倖ってやつね。

 

画像で使っている和紙は、
黄色いとんでいるもの:石州和紙
ひと言箋:杉原紙
水引:赤とベージュ(共に絹引き)
封筒:機械漉き和紙(といってよいのか。。。京都の楽紙舘さんのオリジナルの紙です)
遊印:「結(朱文)」、「

 

きげんよくいきましょ
藤井あき乃