秋の襲色で封緘紙を作る

秋の襲色で封緘紙を作る

染めた和紙でせっせと封緘紙を作っている。
封緘としてだけではなく、
封筒類や葉書などにそのまま貼れると便利だ。

季節もの遊印などを直接捺してしまった封筒は、
その季節が終わってしまうと使えない。
来年また登場してもらえばよいのだが、
来年になったらなったで別のものが欲しくなったりして
人のきもちは変わりやすい。

白紙の封筒を仕立てておいて、
別に季節もののパーツを用意しておくと重宝するかも。
というところだが、
「便利」とか「重宝」とかいうところから始めたことは、
大抵うまくゆかないのも知っている(私の場合)。

今のところは、色と組み合わせのトレーニングにはなっているし、
なによりとことん楽しいので離れられそうにない。

そのうちに、
「便利」や「重宝」とは違う何かを見つけられるといいと思う。

ここのところ秋の襲色を意識して和紙を染めているから、
その襲の色あわせを本で確認しながら和紙を重ねてゆく。
そもそも思い通りに染められているわけではないけれど、
こうやって並べると、
それなりに秋のはじまりの雰囲気になっている気はする。

もう少し秋が深まったときに使う紅葉(黄葉)の色やどんぐりの色とか、
次はそのあたりに挑戦したい。

一年分の色を染められたらどんなになるだろう!!!重ねて並べたい!
と、
いつものように今の自分は何でもできる人になっている。

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さて金曜日。
今週はどんな一週間でしたか?

文房具屋さんや本屋さんには来年のスケジュール帳も並び始め、
だいたい毎年同じものを求めるのに、一応目移りしてみる。
昨年の今頃求めたRollbahnのノートは、10月4日から使い始めたのであとひと月で1年になる。
シゴト用では使いづらそうだったので、
早朝の自己投資時間の記録用ノートとして使っている。

昨年のno+eにこのRollbahnのことを記していたのを思い出して探した。

これから1年間の、
今日の「興味」や「好き」や「感動」なんかが記されるノートだから、
書き殴らずに、
できるだけ丁寧な字で埋めようと誓う。

 

と、我ながら健気な誓いを立てている。

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11ヶ月使ったノートをぱらぱらめくると、確かに丁寧な字で書いていてちゃんと読み返せる。
それだけでも一年守れたね。
よくやった。

 


今日もここにきて下さって
ほんとうに。。。ありがとうございます。
どうぞそれぞれに。。。しあわせな週末でありますように
藤井あき乃