欲深くて

欲深くて

彫刻機のための修正をお願いしていた「しめ縄」デザインも早々に仕上げてもらっており、
前回よりも少し太めの綯い感でデザインしていただいたものに決めた。
「鏡餅」遊印も一緒に、
組み合わせを考えつつ捺しまくって様子を見ているところ。
最終調整の後、お披露目準備へ進みます。あと少し。

「丙午」印の白文短冊型がとてもよい働きをしてくれるので、
同じカタチの印が欲しくなるけど、
何かよい二文字熟語はないだろうか?
これについては普段にも使える印として、
結構長らく考えているけれど思いつかない。

先日、
封泥もどきを作りたいが為に彫刻した「福祐」印15㎜角バージョンにも登場してもらう。
バニラ色のスタンプパッドを使って「鏡餅」印の背景に。
お餅の白にもみたてて。

ちなみに封泥もどきだが、

やっぱり粘土の生地そのままの真っ白のものに惹かれる。
仕上げ剤など塗布していない素地のままの素朴な雰囲気がよい。
素地のままほんの少し箔をのせるのも一興か。
前回はすべて色をつけてしまったので、
最初から作らねば。

「百寿」印の白文タイプを彫刻して封泥作ってみようかな。
細かすぎてうまくゆかない気もするが、
上手にできたらきっとかっこいいだろう。試してみたい。

というか先に簡易金封を仕上げようね。
梅結びももっと作りたいって言ってたじゃないか。
気が散りすぎて。
欲深し。
どうどう。

見通しよくいきましょ
藤井あき乃