ごまかせないこと
色塗り爆走中。
画像はカードばさみ。
後ろ姿。
今日は機械漉き和紙「雪」に塗った。
カードばさみ用とぽち袋用とミニ封筒用。
ラインは「煌葉-kiraha-」のカッパーで引く。
kuretake エンボッシングスタイラスのペン軸1ミリを使用。
「雪」は、顔彩をとく水の量が多いと裏うつりしてしまう。
水が少なすぎるとひどくかすれてしまうので微妙なさじ加減だが、
仕上がりをじっと見ていて。。。
ちょっとくらいの裏うつりもいいかな。。。とも思う。
いや絶対だめよねとも思う。
意図して出しているざっくり感なのか、
うっかりやってしまったけれど放置している粗さなのかの違いは大きい。
一見とても似て見えるが。
そもそも自分はどっちなのかを知っている。
ラフ感とかカジュアル感などという雰囲気と粗雑感は紙ひと重だ。
わずか「ひと重」の厚みに潜んでいるのは品格のようなものだろうか。
見る人によっても違うだろう。
注いだエネルギーを思うと簡単には捨て去れず、
一応理屈をこねてみるのもならいとなっているけれど、
自分は知っているからだめよね。
が、すべての根本にある私の答え。
さて金曜日。今日から立冬。
今晩も北北東の空に大きな月が見える。
いいなぁ。
窓ガラス拭いとけばよかった。
窓全開だとちょっと寒い。
早く片付けてゆっくりしよ。
今日もここにきて下さってほんとうに。。。
ありがとうございます。
どうぞそれぞれに
しあわせな週末でありますように。
藤井あき乃

