グラシン紙で折形
灰色の重い空。急に冬が始まった。
黄金色の光を纏っていた葉っぱは、
背景がかわるだけでずいぶんと寂しく見える。
いつもの折形をグラシン紙でつくってみた。
こういう紙に捺せるスタンプパッドを持っていないので
遊印を捺せないというのもあるが、
あえてエンボッサーのみで仕上げて手漉き和紙の紙片を添える。
グラシン紙とエンボッサーの相性はよい(皺には注意。要手加減)。
使ったエンボッサーは「雪輪ふたつ重ね」※。
本来折形とは包むものにあわせて折るものだが、
今回は折形がメインでそれにあわせて香包みを作った。
〔藍染め(濃淡)とあけび染めの手漉き和紙(福西和紙本舗さん)〕
〔グラシン紙愛は永遠〕
クリスマスツリーを飾りたくなった。
きげんよくいきましょ
藤井あき乃

