瑞鳥のエンボス
京都御所に行かれた方から頂いたもの。
パッケージに「障壁画の瑞鳥を懐紙用に簡素な浮彫調に意匠化したもの」 とあります。
立派なエンボスです。^^
何か作りたくて、しばらくの期間(数か月。^^)
引出しから出しては、いろんな方向から眺めておりましたが。
この瑞鳥のエンボスの位置を活かしつつ、懐紙特有の中心の折れ線を なんとかうまく使わねば。。。
箸袋を!と思いましたが、うまくゆかず、
ぽち袋?と考えは流れてゆきましたが、いまひとつ。
あれこれいじりまわしておりましたが、
結局真っ白に赤顔紙の細い帯を横に渡し、封筒と一筆箋にしてみました。
このカタチだと瑞鳥のエンボスがきれいに入ります。
封筒として、単独で見ると微妙なサイズですが、
中の一筆箋を、同じ懐紙で考えると違和感はありません。
贈り物の箱の中などに、ひとこと添えるにはちょうど良いサイズでもあります。
ここに墨書きの文字で、簡潔な文章がさらっと書かれていると、
大層恰好よい。と思いますが。。。いかがでしょうか。。。^^
気に入ったので、ほかの遊印も使っていくつか作ってみようと思います。
懐紙とはいえ。。。なんだか格上のオーラを放つ。。。そんな和紙です。
充実の一日を
工房 蓮 藤井あき乃