簡易包装の行方

簡易包装の行方

新しい折形に挑戦。 わたくしのバイブル「半紙で折る折形歳時記」


九月 鏡を包む で紹介されている折形です。
紙の重なりが多く、少しふっくらしていて、中のものを保護するカタチになっています。

 


「遊楽の印」発売当初。。。 商品(遊印)をお届けする際に、 簡易包装でないと!という世の中的な流れもあり、 梱包材に包んだ遊印を、雨濡れ防止の為とはいえ、 かなりの抵抗感を持ちつつもOPP袋(というのでしょうか。透明な袋)にいれるようになりました。


己が作ったほんのきもちギフトは折形にいれているのに。


お求め戴いた商品は簡易包装で。笑
どう考えたってへんよね。
と何年も(あー。10年以上だ)思いつつ。


ほんの気持ちギフトは、包みも含めて遊印やエンボッサーの遊び方のご提案でもあるため、 やめられない。


商品だけ簡易包装である必要が?笑


と、14年目にしてにわかに思い立ち、

たまたま復習で開いたバイブルの九月に掲載されていた折形が目に留まったというわけです。


手持ちの半紙に合わせて、サイズや折りを微妙に変えながらいくつも作っていると、

かなり厚みがあり、十分梱包材の代わりも果たしてくれそうな感じです。


もともと柘印はよほどのことがない限り、 封筒の中で、破損することはありませんし。


ただ、半紙で作るサイズだと遊印数本を収めるのが精一杯ですので、

たくさんお求め戴いたときは、別の方法が必要になります。


と、昨日午前中はここまでで終了。 午後は別のことをやっていたので、先に進めませんでしたが。


集中していくつも折っていると、だんだん折形のカタチが整ってゆくようになり嬉しくなります。

ちなみに、本に掲載されている折形は、画像の「ありがとうございます」エンボスの部分は背中にあたり、 蓋にするわけではありません。


中身を見せるのが折形です。


が、和紙封緘紙も使いたい!私がそこにいたわけです。^^


充実の一日を    工房蓮 藤井あき乃