植物図譜のレターブック
これは自宅玄関用に作った小さなパネルです。
5ミリ厚のハレパネを使っています。
昨年の秋くらいから、
二十四節気に合わせて香包みを作り、インターフォンの下に貼っているのすですが、
今回は香を仕込まず、
ここのところとても気に入って、
毎日ぱらぱらめくっている紙を使ってパネルを作ってみました。
紙とはこの方のこと。
レターブックで検索するとたくさんの種類が出てきて目移りしますが、
わたくし的にはやはりこの方。
A5サイズで一枚ずつ切り離して使える便箋形式(罫線のないものもあります)になっていて、
100枚ついていますが、1枚ずつ全部違います。
嬉しいのは巻頭に、中に収録された草花の名称と簡単な特徴が記されていて、
絵だけ見てわからない草花の名前もちゃんとわかること。
これはすごく親切。^^
江戸時代から大正期に描かれた三種類の植物図譜を元に収録されていますので、
絵が何と申しますかとても素朴で美しい。
三種類の植物図譜(草木写生・本草図譜・非水百花譜)は、国立国会図書館のサイトでも見る事ができますが、
それらが!本物ではないとはいえ手元で眺める事ができ、
しかもぽち袋なんかに仕立ててあげられるなんて~。
わたくしにとっては嬉しすぎのレターブックであるわけです。^^
紙質自体は特質すべきものではありませんが、
封筒にちょうど良い厚みのある紙質と、
便箋にぴったりのひらひらした紙質と混在しています。
大きな紙から好みのサイズで切り出せる。
というのはとても大きな自由度がありますが、
このくらいのサイズだと置き場所もいらず、
ほんとうに手軽で使いやすいことを実感しました。
もちろん作ることができるものには制限がありますが、
封筒ひとつとっても、どの部分をどう見せてあげられるかを考えるだけでも、
相当なトレーニングだわと思います。
別にトレーニングする必要はないのですけど。笑
「工夫する」という部分に相当な時間やエネルギーを注ぎ、
うまく仕上がってくれるととても嬉しい。
それがたった一枚のちいさな封筒であっても。
と思います。
なんだか回し者みたいに宣伝していますが、
「日本の美しい花」より先に見つけてヨロコンダのはこちらの方。
久しぶりに唐長さんのオンラインショップを覗いたらお休みで、
他をいろいろ検索したら出てきて速攻注文。笑
こちらはまだ眺めているだけで使っていません。
A5サイズより少し小さめですが、
ほんとうに美しい。
ほんとうに。。。美しいです。^^
金曜日ですね。
冷たい雨が降り続いています。
この雨が終わるとまたうんと寒くなるそうです。
みなさまどうぞ。。。幸せな週末を。
今日もここに来てくださって、
ほんとうに。。。ありがとうございます。
藤井あき乃
◆非水百花譜をオンラインで閲覧するためには、国会国立図書館のログインが必要です。