岩崎灌園の桃

岩崎灌園の桃

執心中の100枚レターブック「日本の美しい花」より、
「桃」の一枚を使った封筒です。


この「桃」は、「本草図譜」(岩崎灌園いわさきかんえん/1786~1842)の中にある桃だそうです。

「100枚レターブック 日本の美しい花」では以下のように説明されています。

「本草図譜」は、日本で最初の本格的な植物図鑑と言われている。
中略
文政十一年(1828)に、各地を歩き写生した「本草図譜」九十六巻九十二冊が完成する。
二十二歳の時に企画してから、二十年もの年月をかけて制作されたこの図譜には、
日本在来の植物を中心に、外来種や西洋の図譜から転載されたものまで、二千種にも及ぶ植物が解説と共に掲載されており、灌園の植物研究への情熱を窺い知ることができる。

以上。

こういう説明を読むと、100枚の内の1枚だから^^という貴重さと相まって、
どうやったら最も美しく使ってあげられるかに腐心する。

この一枚は、裏に罫線が入っていなかったので使いやすかったのですが、
きちんと感を出したかったので半紙(三椏・しゃくしゃく感)を仕込んでいます。
紐を解いて、扉を開いたあなたに天の助けがありますようにと祈りを込めて。

便箋になってもらったのは、
少しくすんだ黄緑色の草木染(蓬)手漉き和紙です。

表の様子。
紐は、薄い桃色をつけた手製の紙縒りです。

紙の両サイドに小さく絵が入るデザインだったので、
両サイドから前に折り曲げて絵が繋がるように作ってみました。

手紙を包むために大げさか。
とも思うのだけど。
手紙はとても重い。。。とも思う。

 



さて金曜日。^^
立春前の節分ですね。

今日は北九州市長選の期日前投票に母と行き、
恵方巻を買ってきました。

恵方巻なんて。
まったく!興味はないのですけど、
もう今晩はこれで!と母が申しますので、
作ってもらっている身としては素直に従う。

でもおいしそうです。笑

前に並んでいたおばさまがお勧め(いつもそれを買いに来るらしい)と仰ったものを連れて帰ってきました。

と、今晩は何にもしなくて良いので、
今からまた心置きなくー-;カート修正に取り掛かれます。
なかなか進まず。

今日もここに来てくださってほんとうに。。。ありがとうございます。
どうぞそれぞれに。。。
幸せな週末でありますように。
藤井あき乃