見たいものがある

見たいものがある

本日の「100枚レターブック 日本の美しい花」からの一枚は、
「風車:『草木写生』図巻」。
元の一枚はこんな感じ。

右側の白い空白をどうするか?
正方の構図なのですっとした姿の縦長封筒には仕立てられず、
中心で縦に裁断し、
ぽち袋と、
白い部分も活かしたカタチでメッセージを書けるようなタグに仕立てるか。。。

色々考えましたが、
色が少し褪せてきた(というか最初から灰色がかった薄い藍だった気がする。年代物^^)
藍染の手漉き和紙をどうしても合わせたくて、箋ばさみに。


この藍染の手漉き和紙を細く細く裁断し、
紙縒りにするととても美しい。
下の画像は5ミリ弱くらいの幅の和紙を縒ったものですが、
1ミリの和紙を縒ると、それはもはや細い糸。

1ミリ幅の色が違う和紙を2本一緒に縒ってもよい。
組み合わせる色合いにセンスを問われますが、
市販では絶対にない微妙な色合いの和紙糸が作れます。

水をつけながらかなり引っ張り気味に縒ってゆくのですが、
1ミリ幅でも千切れてしまわないのですよね。。。
まったくすごいなと思います。

縒った後は、水糊を引いて更にひっぱり!
ピンとハリを持たせた状態の糸にして保管します。

たかが結ぶ紐にそこまでのエネルギーを注げるのはなぜなのと聞かないで。笑

些細なコダワリを積み重ね、それらを組み合わせてゆく過程で、
全体のオーラが変わる瞬間がある。

それを見たい。

一瞬で人の目を惹くような素晴らしい才がなくとも、
ちいさなこだわりを積み重ねてゆく事なら、
自分にだってできる事がある。と思ってやっています。


最後に「100枚レターブック 日本の美しい花」巻頭にある「風車」の説明を。

初夏に紫色や白色の花を咲かせる。中国原産の「鉄線(てっせん)」や、西洋で交配された「クレマチス」と混同されることが多いが、もともと日本に自生していた原種である。現在は数が少なく絶滅が危ぶまれている。

私は、
鉄線とクレマチスを同じ花だと思っていたのと、
このレターブックの絵を見て「あ。鉄線だ」と思ってしまった
まさしく「混同しているひと」でした。

以前仕事場を借りていた時に、
遠くからお越しいただいたお客様へのほんのきもちギフトで選んだ一枚です。
私の中では、その方のイメージにぴったりの絵。
見つけた時は嬉しかった。^^

金曜日ですね。
早朝のすさまじい風はやみましたが、冬らしい冷たい雨が降り続く一日でした。

今週はどんな一週間でしたか?
今日もここに来てくださって。。。ほんとうにありがとうございます。
どうぞそれぞれに。。。しあわせな週末でありますように。
藤井あき乃