睦月の箋とあわじ結びの遊印
睦月の便箋です。
今年から、発送時にひと言添える便箋も変えようと思い。。。
あれこれ試作しつつ、画像のような市販されている一筆箋のサイズより少し小さめの
ふつうのカタチ^^に落ち着きつつあります。
発送時の箋にはずっと半紙を使ってまいりましたが、
しばらく。。。手漉き和紙をちいさく手ちぎりしたものを使ってみようと準備しています。
手漉き和紙の手触りや色、雰囲気など。。。
やはり半紙とは違う”何か”が伝わると嬉しいです。
半紙も大好きなのですが。
そしてこのタイプにすると、大好きな和紙封緘紙を使うところがなくなるじゃないか!
と気づき、しばらく悩んでおりました。
なんとくだらないことで悩んでいるのだと、時折我に返りますが、
何度も考え直していた自分。ーー;
ま。
当面はこのカタチでゆこうと思います。
睦月の箋は、筑前秋月和紙処さんの手漉き和紙です。
日本画を描かれる方がたくさんお求めになられた和紙だとか。。。
小さくちぎってしまうとそのよさが伝わりにくいかもしれませんが、
しゃくしゃくした。。。薄いけれど、ハリのある好きな質感の和紙です。
和紙封緘紙にと、思い求めたものですが、
手元に届いたら小さな封緘紙にはもったいなく、
次は、簡易金封の内側の紙に使ってみたいと思っています。
画像のうっすら見えている罫線は、
先日ご紹介したゴム印で「細さの限界に挑戦してもらった」罫線です。
そして、トップに捺している水引(あわじ結び)の遊印は、
やはり捨てきれず!昨年から版下を作り直しては、試作を重ねておりましたが、
やっと目途が付きつつあります。
後はどちらにするか決めるだけですが、
上に出ている水引が、長めのものと短めのもの。
長めの方をずっと使っていましたが、なんとなくしっくりこないものがあり、
どうしてかな。。。と。。。
上に出ている水引をカットしてみました。
捺しやすさはぐんとupしましたが、
やっぱり長めがかっこいいかも。。。と思ったり。笑
もう少し使ってみて決めようと思います。
ちなみにこの子は、長めの子です。
充実の一日を
工房蓮 藤井あき乃