ゆっくりと
ひとこと箋と、封筒を作ってみました。
郵送用ではなく荷物に添えるタイプです。
京からかみのハギレセットの中でも少し面積のある紙を使っています。
品の良いベージュと銀の雲母がとても美しいからかみです。
ハギレセットの中では貴重なサイズなので慎重に作りました。^^
扉を閉じた状態の仕上がりサイズが【横80ミリ×縦160ミリ】。
扉が開いてしまうので共紙で帯留めを作っています。
ベージュには濃い赤がとても映えるので、
小さな「和」遊印を赤々と捺す。
って、本体にはびびって捺せず、笑
作り直しができる帯に捺す。
なぜか秋になると「和」印を使いたくなる。不思議。
いつもながら、
ちょっとひと言の便りに帯までつけて「仰々しい感」満載ではありますが、
手製のものだからそれでもよい。
ということにしています。
帯をするとはずして、
扉を開き、
しゃくしゃくした和紙をゆっくり開いて、あの人からの言葉を受け取る。
その瞬間が好き。
こころの温度がちょっと上がって笑顔になる。
そのお手伝いができるといいなと思う。
中央の赤いラインとドットも京からかみです。
中の便箋は福西和紙本舗さんの草木染め(栗)の手漉き和紙。
この時季には大活躍の栗和紙です。^^
機嫌良くいきましょ
藤井あき乃