お年玉はやっぱりぽち袋で
落ち着いた感じのお年玉袋を作ろうと思っていたのに、鈴をつけた途端に、
え。と思うほど仰々しい感じになってしまった。
しかし、使うときにはふた部分を折り返すので鈴は背中にまわるしな。
ということで良しとする。
今年は「ぽち袋」をやたら作っていて、
いまだ抜け出せない。
以前、最近のお年玉は、
ほんとのお子ちゃまを除いて紙幣を折らずに渡す事が多いから、
いわゆるぽち袋は使わないの。と言われてからあまり作らなくなっていた。
そういえば、姪や甥にここのところ渡していたお年玉もそんなふうだった。
だけどなぁ。
と思う。
自分がこどもの頃の感覚では、
中身がいくらか?とか、
いっぱい入っていたらヨロコブ。とかいうよりも、
かわいらしいお年玉袋が手元にいくつもあるのが、
お正月のわくわくした感じと相まってたいそう嬉しかった。
きれいに折られた紙幣も、
ざっと折られた紙幣もあり、
一枚だけ入っているのもあり、三枚はいっているのもあって、
中身も外側も違う小さな袋が手元に集まるのが楽しかったのだ。
「お正月」ならではのハレの日感も変わってきているから、
お年玉にまつわる感情もそりゃあかわるよな。と思うけど。
そんなことを思いつつ、
やっぱりお年玉はぽち袋だ!と思い立って今年はいっぱい作っている。
金曜日ですね。
この2~3日で冬支度もほぼ終え、なんだか嬉しい。
一足飛びに火恋しの肌寒さですが、
みなさまどうぞ風邪など召されませんように。
今日もここにきて下さってほんとうに。。。ありがとうございます。
どうぞそれぞれにしあわせな週末でありますように。
藤井あき乃