彩irodoriのにじみ防止について

彩irodoriのにじみ防止について

国産種肉「彩 irodori」(赤口・赤茶・濃赤茶)ですが、

少し「もぐさ」を足してあげるとにじみがぐんと減ります。

 

今まで色印肉を混色する際に使っていた「もぐさ」ですが、

思い切って朱肉にも混ぜてみましたら、

にじみを感じなくなり、日数が経っても印影が安定しています。

画像ではわかりにくいかもしれませんが、

9月22日に捺した印影が二ヶ月以上経った今日、全くにじんでいません。

 

ただ、混ぜすぎるとパサつきますのでその塩梅には、微妙なさじ加減が必要です。

これでちょうどよいと思っても、頻繁に使っていると少しかすれ感がでてきたりもしますので、

使いながら調整してあげる必要もあります。

 

ですが、

贈り物や販売用に和紙で何かを作られていらっしゃる方にとっては、

時間経過とともに印影がにじんでしまうのは、

かなり気になるところです。

 

もぐさを少し混ぜてあげるだけで、

にじみがなくなるのであれば、お試しいただく価値はあると思います。

 

以前、工房蓮で混色印肉を販売しました折りなどに、

少量の「もぐさ」を一緒にお届けしていますが、

そのもぐさをお持ちの方は是非お試し下さいませ。

(私からお届けした「もぐさ」以外のもぐさに関しては、結果を全く保証できませんので、予めご了承ください。)

 

もぐさをお持ちでない方で必要な方は、お買い物の際にでもお申し付け下さいませ。

簡単な説明書と一緒にお送りします。

 

 

コツは

1.必ず別容器で混ぜること(小さなアクリル容器など)。

(後日、パサついてきたときに、元々の朱肉を少し混ぜる際必要になります。)

 

2.もぐさは一度にどっと混ぜ込まず、「少量ずつ」お試し下さい。

 

3.もぐさは必ず私からお送りするもぐさを使って下さい。

朱肉「彩」の製造元が販売していたものです。

 

以上です。

何かご不明なことなどございましたらどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

彩irodori ページ内お問い合わせボタンよりお願いします。

 

見通しよくいきましょ

藤井あき乃