日本的な包み
画像は、ぽち袋をお届けする際の包みです。
開くとこんな感じ。
半紙の上にぽち袋を置いて、上下を折ったら、
向かって左からぱたぱた折り畳んで、紐を通してむずぶ。
開くときは、
紐をするする外して、右側へぱたぱた開くとひとつずつ品が現われる。
上の画像では一回開くと終わってしまいますけど。
巻き手紙を読む要領です。
そしてこれは折形ではありませんが、
平たいものを包むときにはかなり使える包みです。
袋状のものは便利ではあるけれど、
こんなふうに巻いたり畳んだりしてものを包むのは、
とても日本的な感じがします。
例えば標準的なぽち袋だと、
半紙一枚で、
5枚くらいはぴったり包める。
(上の画像は半紙半裁サイズです)
最もよいと思うのは、
切ったりはったりせずにすむところでしょうか。
その作業にかかる労力は決して侮れません。
和紙の裁断とのり付けでわずかなゆがみも許さないのは存外に難しいもの。
機嫌よくいきましょ
藤井あき乃