人を笑わせる才

今日の「ひと言箋と封筒」。
機械漉き和紙「富士」に
竹久夢二 100枚綴りの便せんより
「若草第7巻2号の表紙」をあしらった便箋を貼付けてみた。
茶系青系に少し緑がはいった好きな配色。
季節的には秋のほうが馴染みそうだが、
明るめの緑だからよしとして今使う。
ここのところ梅雨の走りで雲が切れず毎日肌寒いので、
気分的にもこういう感じ。
封緘に使った粘土のかけらは、
渋めの緑色を細めに切り取る。
真ん中の憲法色(焦げ茶)と迷ったが、
やっぱり緑(これは苔色)。
なんだかんだで結局緑と赤はたいそう出番が多い。
今回ひとこと箋に選んだのは藍染めの手漉き和紙。
灰色がかった青い印肉で「麻の葉」遊印を捺す。
最近は竹久夢二一〇〇枚綴りの便せんを、
また引っ張り出してきてよく使っている。
こんなふうに少し色柄を入れたいときにはとても使い勝手がよい。
お持ちの方は是非。
さて金曜日。
明日で皐月もおしまい。
「今月もあっという間だった」としか感想が出てこないのは悲しいが、
毎日好きなことして過ごせているのはしあわせの極み。
ふとばかになりそうだと思うくらいストレスがないのもどうかと思う。
明日は仏教講座の日。
少し前から江戸時代に入っていて、
明日はまつりごと(祭と政)についての講義がある。
オンライン講義なので、
一瞬の「こくっ」は全員にばれるが、
「こくっ」の後、
さりげなく取り繕っている様子も全部見えてしまいおもしろい。
たまに、しばらく笑いが止まらなくなってしまうことがあり、
本人は気まずいだけだろうが、
そんな仕草だけで人を笑わせる事ができるのも才だろうと思う。
今週はどんな一週間でしたか?
今日もここにきて下さって
ほんとうに。。。ありがとうございます。
どうぞそれぞれに。。。
しあわせな週末でありますように
藤井あき乃