栞づくり

久しぶりに栞を作った。
機械漉き和紙「富士」を二枚貼り合わせ、
細いスリットからは京から紙をのぞかせる。
外出先で本を読む時、
栞をうっかり落としてしまう事があり(とてもよくあり)、
落とされてしまった栞は残念ながら処分となる。
土足で歩いているところに落としたものを、
再び本に挟むということに抵抗があり、
どんなに気に入っている栞も手放すしかない。
洗えないしね。
ふーふーしてもだめなのだ。
なので、栞はどれだけ作っても足りなくなる。
とりあえず柄和紙の切れ端を挟んで凌いでいるものが三冊あるから三枚作った。
細いスリットからのぞく京から紙は、
いつもとは違う表情を見せてくれおもしろい。
楽しかったからもう少し作っておこうと思う。
遊印は右から
「壺中之天」「秋の夜長」「乙巳」
金曜日だなぁ。
窓を開け放つと雨の匂いが流れ込んでくる。
窓際に置いている湿度計は33%で、
ムンクの叫びみたいな頬のこけた悲しい顔が表示されているのに、
濃厚な雨の気配。まだ降り出してはいない。
気象予報では日曜日からずっとずっとずっと雨降りの予報。
お出かけ用事は明日済ませておいたほうがよさそう。
この時季は玄関を出た瞬間に髪がちゅるちゅるになっていやだ。
今週はどんな一週間でしたか?
今日もここにきて下さってほんとうに。。。
ありがとうございます。
どうぞそれぞれに。。。
しあわせな週末でありますように。
藤井あき乃