毎夜、月を探した
簡易金封などに使えるパーツづくりに励んでいる。
染めた和紙を使った封緘紙や、封泥もどきもその一環だが、
上画像の水引もそれで、今朝の成果物。12個。
2時間くらいは真剣にやってたと思う。
相も変わらず手が遅く!悲しくなるが仕方あるまい。
年数と数を積み重ねて若干手早くできるようになったけれど、
持って生まれた「速度感」みたいなものは多分一生変わらない。
やさぐれたくなるが。
やめる気が無いのなら美しく作る方に力を注げばよい。
今朝は、久しぶりに絹引きの水引で結んでみた(赤白タイプ)。
大層!作りやすくて気分がよくなる(こればっかり。実に左右されやすい)
するすると通りがよくて、
どの段階までいっても割と簡単に形を整え直す事ができるのはとてもよい。
ただ水引の素材としては紙が本来(始まったときは紙=植物)だ。
絹は動物性である。
絹引きの水引がいつの時代に登場した物か不明だが、
格としてはどういう扱いになるんだろうなと思う。
書籍などでそのことに関する言及を目にしたことはない。
頭の隅でずっと。。。気になっているけど未だ解決していない。
さて土曜日の夜。
今週は毎夜、南側の窓や東側の窓を開けては身を乗り出し月を探した。
今日は更待月だから、私が起きている時刻にはのぼってこないだろう。
出待ちする熱意はないが、早朝居残っている月に会えるとちょっと嬉しい。
今週はどんな一週間でしたか?
今日もここにきて下さってほんとうに。。。ありがとうございます。
どうぞそれぞれに。。。
しあわせな週末でありますように!
藤井あき乃