封泥を模して

封泥を模して

石塑粘土に印を捺してみた。
規格遊印の「福祐」のままだと小さくて線がうまく浮き上がらないかなと思い、少し大きめの印に作り直す。
ついでに枠もはずした。

期待以上のきれいな印影に気分がよくなり、
来年の干支「午」印も捺してみる。
ちびっこもかわいい。

画像

白生地のままのものも捨てがたかったが、
小さな課題がいくつかあって、
今日は手早く仕上げるため赤スプレーで色をつけた。
赤色が乾いた後に金箔をのせる。

画像

上段1個は金色をうっすらスプレーしたもの。
この場合は箔のほうがきれいに見えるな。
使い倒している金箔シート(Kiraha)と木へらを使うと、
ほどよくまだらになってくれる。

洒落た封蝋(シーリングワックス)に比べ粘土でつくったものは、
なんというか。。。原始感があっておもしろい。
本物の封泥とはいろいろ違っているけれど、
これはこれでパーツとして持っていたら活躍してくれそう。

次は、「恙なく」とか「ごきげんよう」の封緘粘土もつくってみよう。
できたらまた見てほしい。

きげんよくいきましょ
藤井あき乃