同じところで躓く
「松飾り」遊印を使った封緘紙いろいろ。
背景の色和紙によっても雰囲気が変わるなぁ。
おもしろい。
と思いつつ、余計なシゴトを増やしているだけなんじゃないか。
という感じもしている。そうじゃないと信じたい。
この松飾り遊印は通年選手で出番を作ってやりたいと思っていて、
組み合わせを模索中。

恙ない日々を祈って。。。とか、だんだん自分にしかわからない意味が加わっているけれど。
松は年中あるし、
よき思いを込めているのだからよしとする。
さて金曜日
霜月もあと二日で終わって今年最後の月にはいる。
最近は早朝読書の時間を確保できず、
いまひとつ一日のめりはりがつかない。
小林秀雄の「本居宣長」に触発されて
何度目の挑戦かわからない「源氏物語」は寝る前に開いているが、
光源氏がこの世を去った後で、
毎度人間関係が混乱する(私の頭の中で)。
付録の相関図みたいなのを見ても見ても見てもだめだ。
「あ。君、誰?」が多すぎて全然進まない。
光源氏の息子1とか息子2(ということになっているけどほんとうは息子じゃない男子)とか
自分で相関図を作りながら読んでいたけど、
あまりに同一人物の名前(呼び方)が変わるので紙からはみ出しまくって
挫折した。
それでも今回はわりと調子よく読み進んでいたのだけど、
八巻目(全十巻)で淀みまくって、もはや良質な睡眠導入剤となっている。
ちなみに今読んでいるのは円地文子の訳。
いろんな方の現代語訳を読みかじったけれど、この方の訳は読みやすい。
あとひと月で読み終えることができますか。。。
十巻読了したら原文に戻ろうと思っていたのだけど。
とりあえず夜横になって読むのはやめた方がよい。
今晩は上弦の月。
寒くなったね。
藤井あき乃
