冬至を境に

冬至を境に

簡易金封用にと作った和紙封緘紙だけど

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〈簡易金封〉

 

年賀状にもよいのでは?と仮置きしてみる。

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年賀状には朱色の帯のほうがしっくりくる。
赤が強いとクリスマスっぽい感じになるな。

「丙午(ひのえうま)」遊印は、
金色を重ね塗りした和紙の上ではじかれてヨレてしまいそうだったので
エンボス加工してみた。

朱肉ではなく印泥で押印し、
エンボスパウダーをふりかけ専用のヒーターで熱をあてる。
画像ではぜんぜんわからないけど、
印泥部分が少し盛り上がってつるつるした質感になってます。


もう日暮れ。
瞬きの間にも暗くなってゆく窓の外。
冬の日暮れ時は淋しい感じがつのるのはなぜだろう。
冬至を過ぎると何故か消える感傷だけど。

きげんよくいきましょ
藤井あき乃