時が起こす変化
この箱は、以前文香のストック用に使っていた箱です。
今は、和紙封緘紙のストック箱になっています。
和紙封緘紙は。。。いろんな色を作って使って楽しんでいますが、
結局使いやすく出番が多いのは、くすんだベージュとかグレーとか墨色なのだ。
と気づきます。
あくまでも私的には。。。ですが。
しかし、作るときは、
くすみのないキレイな色を作りたくなる。
どうしても。笑
カラフルである必要もなく、
使い勝手の良いものがよいに決まっているのですが。
どうしても。笑
そんな気持ちを抑えつつ、
昨晩は、墨ベースの絵具で新しい色に挑戦してみました。
ぬれているときは、かなり赤紫とか濃い緑とか、濃い紺とかに見えるのですが、
完全に乾くと墨ベースであることがはっきりわかります。
「黒くなる」わけではないのですが、なんとなく墨の気配が現れてくる。
知っているからかもしれませんが。
顔彩だけを使っても出ないニュアンスです。
不思議で面白い。
時が起こす変化です。
充実の一日を
工房 蓮 藤井あき乃