雨の声はこんな感じ
美濃和紙(透かし)を使って折形タイプのぽち袋を作ってみました。
向かって右側は、美濃和紙だけ。
左側は、福西和紙本舗さんの藍染の手漉き和紙を内側に仕込んでいます。
美濃和紙は「雨声」というタイトルが付いた和紙です。
素敵。
ほんとに素敵。笑
正面は、和紙が2枚重なっていますので、1枚仕立てでも中の紙幣が透けることはありません。
が、
なんとなく。。。
2枚仕立ての方が、ふっくらとして豊かに見える。
しかし、ここでも何度も書いていますが、
一応ぽち袋ですのでお包みするだろう金額は高額ではないはず。
入れ物ばかり立派にするというのは、
格があいませんので、
本来なら1枚で仕立てるか、
透けてしまうようなら、内側の和紙は半紙にすべきだろう。。。
と思うのです。いつも。
けれど、作ってみると
藍染の手漉き和紙と半紙では全然仕上がりが違うわけです。
「どうでもよいことにこだわりすぎ」
かもしれませんが、
こだわるというより捨て難く、止め難く。
という感じ。
もう少し思うように作ってみようと思います。
そのうち答えも見つかるでしょう。
見通し良くいきましょ
工房蓮 藤井あき乃