「謹賀新年」の次は

「謹賀新年」の次は

来年の干支「辛丑」を作り始めていますが、
来年の年賀状に使えるのは「謹賀新年」本柘植遊印だけだなぁ。
と気づき!
何か作ろう。
と急に思い立ってあれこれ広げています。

賀状を差し上げる方を選ばず使える賀詞として
「謹賀新年」の本柘植遊印をまずは作ったのですが、
2本目もやっぱり。。。お相手を選ばず使える賀詞の方が使いやすいかもしれませんね。

「恭賀新年」とか「恭賀新春」とか。。。は非常にポピュラーですが。

なんだかなぁ。と思ったり。

今の世の中の状況が、年末年始あたりにどうなっているんだろう?と
考えますと、年賀状の賀詞ひとつとっても。。。「いつもと同じパターン」ではなく
その時の自分の気持ちにより則したものを使いたいと思ったりもします。

というわけで、
「謹賀新年」はもちろんですが、新しく生まれる(かもしれない)遊印にあわせやすい
「辛丑」遊印がいいなと思っています。

そういえば、
さりげなく消えている「雪輪元旦」遊印の代わりに「元旦」印も作りたい。

と、
とりあえず最終日とはいえ、7月のうちにこんなことを考えているのは、
遊楽の印15年目にして初めてのことではないだろうか?

考えるだけで終わらないようにしないといけません。

この週末は、秋物新作遊印の前に、お正月関係のあれこれに集中しようと思います。

北部九州も梅雨が明け、
どんよりした灰色の風景から突然!
全ての輪郭がくっきりと見えるようになり、久しぶりの陽ざしは炎がゆらめいているようです。

はげしすぎる変化。--;

皆さまどうぞご自愛を。
そしてよい週末を。
工房蓮 藤井あき乃