芒種次候の文香
少し早めですが、蛍の頃を思いつつ文香を作ってみました。
福西和紙本舗さんの宇陀和紙に黒い色紙を仕込んで夜っぽく。^^
全て混色朱肉を使っています。
芒種次候(新暦6月11日頃から)は、「腐草為蛍(ふそうほたるとなる)」候とされていますが、
この辺りではもう少し早い5月の終わりくらいから蛍が飛び始めるように思います。
このあたり。。。といってもわたくしが今住んでいるところでは見たことはなく、
(母によると散歩コースである「上の川筋」あたりでは飛んでいる。らしい。^^)
甘木にいた頃。。。
用水路全体が、蛍の光の道になっているのを見たのが最後かもしれません。。。
ゆったりと灯ったり消えたりしながら続く長い用水路一面の光の群れを、
飽かずに眺めた記憶があります。
蒸し暑さを感じ始めた頃。。。
雨の匂いがする日の夜、
水の近くの静かな場所で。
今年は探しに行ってみようかな。
見通し良くいきましょ
工房蓮 藤井あき乃