「夏至」の印

「夏至」の印

昨晩試作した「夏至」印です。
どちらの文字も金石文字で、わかりづらいというかわからないかも。

夏に至る時季。。。
体感的には、これからどんどん夏がホンモノになってゆく。という感じです。

今回の「夏至」印は、真夏へ!という感じで赤々と小さく捺すか、
白っぽいインクで大きめに背景に捺すかで考えました。

ささやかにさりげなく、
というより勢いがありつつ繊細に(だからどういうイメージなのか?笑)。ということで
まずは7.5ミリ角の印材を使い、
なんとか彫刻。^^

印影は、横が4ミリ弱 縦が6ミリ。
早速、「夏至の葉書」を作ってみました。


と、葉書を作って自己満足に浸っていた時、お客様よりお電話いただき、

(しかし、どうして画像のサイズがこうもばらばらなのでしょう ーー;)

「春分、秋分の印があったらいいな」

お彼岸の時には手製のお菓子をお配りするそうで、
その時の包みに捺せるといいかなぁ。とのこと。。。

^^/

そっかー。そういう使い方もできますね。

なるほどー。と思いました。

今自分が欲しいものから一個ずつ。
と順番抜かしができない地道な性格に則って作っておりましたが、
皆が知っている「春分」「秋分」「立春」「立秋」「冬至」など。。。
先に作ってしまうのもよいかも。
と思いました。

芒種
なんて。。。笑 最もマイナーかもしれません。
(私はとても好きなのですけど。。。言葉の雰囲気が^^)

夏至印はまだまだ修正致しますが、
今回2種類目を作って、様々に捺してみて、
和月名「山」季語シリーズや「季節の絵柄」遊印に【添わせて捺せる】印
というのが基本かな。。。と思っています。

朝からどっちつかずの空模様でしたが、真っ暗になってきました。
雨を降らすことに決めた模様。

機嫌よくいきましょ
工房蓮 藤井あき乃