格を揃える
透かし柄の美濃和紙で作ったカードセットです。
顔料染めの千代紙を二重の封筒の間に「少し挟む」というのに凝っています。^^
先週upしたカードセットと同じパターンで、
サイズ違い・柄違いで、珍しくいくつも作っています。
この透かし柄の美濃和紙は、透けているようで透けておらず、
内側に色和紙を入れてもあまりきれいに色が出てきません。
しかし、
一枚仕立てだとやはり封筒としては頼りなさも感じる為、
中に使う和紙を考えねばなりませんが、
安易に。。。いつもの機械漉きの和紙などを使いますと
表側の美濃和紙の雰囲気が激しく変わり残念な感じに。。。なるような。。。
あわせるモノとモノの格。
を、考慮すべしと教えてくれる和紙です。
多くの和紙をストックしているわけではございませんので、
相性の良い子が見つからない。ということもありますが、
同じすかし柄の美濃和紙を重ねて使うのが最も美しく見える。
と、今は思っています。
見通し良くいきましょ
工房蓮 藤井あき乃