様々決まりつつ

様々決まりつつ

葛飾北斎の「鶴」たちですが。。。
元図ではうっすら着色してある部分をどうしよう。。。と試行錯誤中。
でしたが、決まりました。


便箋に捺している鶴たち(この印影は15ミリ角)に決めます。。


すーっと滑らかに描かれたような線の伸びやかさが最も味わえるのは15ミリ角ですが、
他の遊楽の印との組み合わせを考えると13.5ミリ角くらいがよいのかなとも思います。

実は先日ムリだと言い切った12ミリ角への彫刻にも挑戦中で、
今のところ何とかうまくいっています。
が、継続してご提供できるかどうか。。。微妙な感じですのでいましばらく。^^

うまくいったとしても、
12ミリ角の印影はやはり少し小さく詰まった感じがあります。
けれど小さい分、線自体も細くなりますので、繊細さが増しきれいなのですよね。。。

と、いろんなものを捨てきれない己の欲深さに溺れそうですけど。
近々、組み合わせて並べて捺したものをupしてみます。


二十四節気も、
「処暑」「白露」「秋分」「寒露」までできました。

今回は、印影サイズでかなり迷ってしまい、
自分の中の「何回作り直してもしっくりこない」感に打ちのめされておりましたが、
やっと。。。「これ」と思うところまでたどり着けて安堵しています。

この数日でいっぱい捺して「これだ」感を再確認します。^^
既に「処暑」直前になっていますがいましばらく。


そうそう。笑

もうこれで決定のようなことを言っておりました「心」印と「一心」印ですが、
こちらも微妙に変わっています。

実際に他の遊印と組み合わせて捺してみて、
少しずつ調整を重ね、この子達はほぼ完成しています。

こうやって書いてみますと、
だらだらと悩んでいる自分の様子を再確認してしまいますが。。。
けれど、
いつもだったらすぐに「また来年」になるはずが、
今回は持ち越さず最後までたどり着けそうで、
自分的にはやったぁ!感があります。笑


このブログを見に来てくださっている方には。。。
わたくしの日々のささやかな成長(?多分。^^)に長期にわたりお付き合い頂いて
心より。。。有り難く思っています。

ほんとうにありがとうございます。
工房蓮 藤井あき乃