「松の葉」の本柘遊印
お客様のリクエストで誕生しつつある新作遊印です。
「松の葉」
国語辞書など引きますと。
贈り物の上包みなどに、粗末な品物の意を表すためにしるす語。寸志。
松の葉に包むほどわずかである意を表す。
とでてきます。
既存の遊印だと「心ばかり」とか「ほんのきもち」と同じ感じでお使いいただけるかと思います。
ストレートな表現とは違う。。。奥ゆかしさがありますね。
今回は隷書体をベースに作ってみました。
せっかくだから、「松葉」の遊印も欲しいよね。
と、試作していますが、もう少しかな。
画像の印影は10.5ミリ角に彫刻していますが、
やはり12ミリ角あったほうがよいかもしれません。
もしくは、対角線上に彫刻し、長さを取るか?
いずれにしても、印影はまっすぐに捺されるべき。
ということにそれほどこだわらずに使える遊印だと思いますので、
斜め彫りでも良いかもしれません。
この子は、源氏香図によくあいます。^^
もう少し詰めて両方一緒にカートの準備したいと思います。
祝日ですね。^^
楽しい一日を
工房蓮 藤井あき乃