600年
簡易金封です。
こういう封筒型は、
自分の好みとしてはかなり下位レベルとなりますが、
安定的な「受け入れてもらいやすいカタチ」という感じがあります。
ひとめ見ただけで、
紙幣を入れてここを折ってふたをするのだ。
とわかってもらえる。
ということは、
実際に紙幣が入った状態で受け取られる方にとっても違和感が少なくなるという事でもある。
特定の人にとっては「おしゃれ感」とか「センスがいい」雰囲気を醸し出しても、
「どういう場面で使えば間違いがないのか。」
を微妙に迷わせるカタチのものはどうなのか。
折形の本など読んでいると時々思う。
600年前の「相応しさ」と今の「相応しさ」は違っている事も多いし、
それらを判断したり感じたりする人自体も変わってしまっている。当然だけど。
本来のありようと、
今のありようと。
そのあたりのことが自分の中でつながらないと先に進めない感じがあります。
屁理屈と納得の間を行ったり来たり。
学習と練習の絶対量が足りないのねと思う。
見通し良くいきましょ
藤井あき乃