経年変化
先々週あたりにもupしていたと思いますが、
透かし模様のある懐紙で作った小さな封筒の続きです。
今回は箋にも懐紙を使っています。
この透かし模様のある懐紙はお客様に教えて頂いたものですが、
これはもう。。。懐紙というより懐紙サイズの素敵な和紙ですね。。。
何かに仕立てる度にそう思います。
封筒に使っている模様(石畳だったかな。。。曖昧)は、
好みが分かれる所でしょうが、^^;
他の模様にはない粋な雰囲気を醸し出してくれます。
内側には、いつもの福西和紙本舗さんの草木染和紙(ネム染め)を仕込んでいます。
隣の文香も同じネム染めの手漉き和紙です。
昨年あたりから「麻の葉」遊印の青系の印肉捺しを気に入っており、
今年は特に連発しています。
この混色印肉は昨年作ったものですが、
一年経って。。。
確信的により良い状態になっている。と感じます。
それは私の思い込み。
ではないと科学的に証明はできませんけど。笑
より良い状態というのは、
発色を含む色味というのはもちろん、
にじみが減ってくっきりしている感じがするとか、
そういう事ですが。。。
全ての混色印肉がそうなっているわけではありません。
5~6種類は作っている青系の混色印肉が全てよい。というわけでもない。
微妙な匙加減で微妙な変化が起こっており、
その辺りを統合して平均化・安定化できたものが、
商品として世の中に出てきている。ということなのかもしれません。
何だかわからないけど、どうもそのようです。
じゃぁダメなわけですけど、
個人的な楽しみとしてはとても楽しい発見でもあります。^^
久しぶりな感じがする澄んだ青空とおいしそうな雲です。
さわやかな朝。^^
機嫌よくいきましょ
藤井あき乃