喜び祝う
「生誕祝いの粉包み」という折形で文香を作ってみました。
透け感のある韓紙を表側に使い、
唐辛子模様の千代紙を中に仕込んでいます。
この唐辛子模様の和紙がとても好きで。^^
地の和紙が真っ白なので何となく夏らしい雰囲気もするなぁと思いつつ、
白と赤の組み合わせはかわいらしさ最強コンビです。
中に紅葉柄を入れるとオトナの雰囲気に。
こうやって画像で見ますと、もう少し帯の幅があっても良いでしょうか。。。
中央の帯部分は、紙の裏側が出る作りになっているので、
リバーシブルの紙などで折ると良いのだろうと思います。
手元に程良い感じの和紙がなかったので、
透け感のある紙に柄和紙を組み合わせてみました。
そういう面倒なことをしなければ、笑
折りとしてはとても簡単で作りやすい折形です。
掲載されていた本はこちら。
「生誕祝い用の粉包み」というものが存在していたという事がなんとも風流です。
ひとつずつ丁寧に折ってごま塩などを包み、お赤飯に添えたのでしょう。
こどもの誕生を祝い喜ぶ思いは、昔も今も変わりませんね。
なんだか折っているとあたたかなきもちになる折形です。
充実の一日を
藤井あき乃