春夏秋冬の印
濃いはっきりとした黄色の和紙ですが、
透け感のある柔らかな和紙を上掛けしてあげると優しく美しい黄色に。
そろいの小さなタグも作ってみました。
今日の明るい空にぴったりです。
(と思ったら曇ってきましたが)
先日から作っている春夏秋冬の印をただいま彫刻中。
まずは春と夏を仕上げて捺してみたところですがこんな感じ。
今回は背景印として使いたいので、ちょっと読めないかもレベルの草書体で作ってみました。
とりあえず10.5ミリ角に彫刻してみましたが、
どうだろう。。。12ミリ角位あった方がよいのかもしれません。
彫刻しつつ思ったのですが、
ひらがなの「なつ」とか「はる」とか。。。そういう印にも挑戦してみようかな。と思う。
ひらがなの印は私にとってはとても難易度が高い印ですが、
月名も二十四節気印も干支印も漢字なので、
ひらがなのもつやわらかな雰囲気が、また違う場面をみせてくれるかもしれません。
絵柄ものとあわせてもやさしい感じになりそうです。
と
なんとなく文字印に逃げているふうにも感じるのは、
鶯印と燕の巣(こども付き)印に難儀しているからじゃぁないのか。
昨晩、全部捨てていちから出直そうと決心してから気分はすっきりしたけれど、
手は未だ動かず。
「やる気はやり始めないと起きない」とどこかで読んだ気がするけれど、
とにかく紙を出してペンを持つべし。
です。
見通しよくいきましょ
藤井あき乃