斜め折りには必携
秋になるとこの折形で香を包みたくなります。
90㍉四方の栗染めの手漉き和紙と京からかみで作ってみました。
が、
「リス」遊印の頭に京からかみがかぶっちゃってショック。
丁寧さに欠けるとこうなります。の見本になってしまいました。
この京からかみは赤い紅葉がちょっとしか摺られておらず、
貴重なその部分をどこに配置しようかと苦心した一枚だったので残念です。
が、
こうやって眺めると少々くどい感じも致しますので、
紅葉が摺られていない部分だけで作った方が、
すっきりするかも。。。とも思います。
負け惜しみ感大!ですけど。
この折形は、こんなかんじで折り線を入れた型紙を作っています。
こういう型紙は微妙な斜め折りを要求してくる折形には必需品です(私には)。
最初は少々面倒ですが、一度作っておくと、
敬遠しがちな斜め折りがはいる折形へのハードルはぐっと下がります。
さて金曜日。
先ほど久しぶりに雨が降り、少し気温が下がっています。
それだけでほっとする夕刻。
あんなふうに降る雨を篠突く雨というのかしら。
風景が斜めの線だらけになって、
煙る雨を横切って稲妻が走り、ごろごろ音も盛大で。
夏も終わるなぁと思った。
そういえば昨晩は待ち焦がれていた虫の音を聞いたし。
葉月も最後の週ですものね。
少しずつ。。。また季節が移ってゆきます。
今週はどんな一週間でしたか?
今日もここに来て下さって。。。
ほんとうにありがとうございます。
どうぞそれぞれに。。。幸せな週末でありますように。
藤井あき乃