健気とか一途とか

健気とか一途とか

画像は、杉原紙でつくった「三つ折り紙幣用折形と内包み」です。

エンボッサー:散りもみじ
粘土細工のかけら:黄緑色に白の箔押し
遊印:源氏香図(蛍:10.5ミリ角9ミリ印影)、麦穂弥榮
内包み:半紙


試行錯誤中だった粘土細工は、
どうしてもここだけは妥協できないと思うこところを、
どうしても超えられず挫折。
か?。。。と思っていたところ、
新しい粘土素材と絵具を見つけたので、もう一度挑戦してみようと思っている。

 

思いつきでやってみたこととが案外うまくいって、
少し工夫を重ねて少し先に進めたあたりで、
また振り出しに戻ることは実に多い。

そこで止める決断をすることがほとんどだけど、
今回はやめない。
もう少し「よいもの」をつくりたい。

 

麦の穂が実る頃に使う色印肉を作り始めた。
まだ黄味が強いので、
ここからもう少し茶に傾くよう調整する。
調整できるとよいのだけど。
色作りは目指すとたどり着けない事が多いので慎重に。
と、作業を始める前にはいつも思う。

  

さて金曜日。
来週からゴールデンウィークかぁ。
卯月も終わるんだな。 

1週間前に「三千代について」いろいろ考えてみたけれど、
書いてしまったことで自分の不完全燃焼が露呈した。
私も三千代が好きだけど、どこが好きなんだろうと思う。

前回は三千代のことを純粋な人と書いたけれど、
純粋さが好きってわけじゃない。

純粋というより、いろんな事を飲み込んだ上での健気さだろうか。

絶望とともに封印した恋しい想いが叶ったときに、
その命は果ててしまいそうになるけれど、
それでも二人の男は己の身を挺することがない。

健気さとは対照的。

三千代の健気さは。。。
好きというよりも私の憧れかもしれない。


今週はどんな一週間でしたか?
今日もここにきて下さってほんとうに。。。
ありがとうございます。
どうぞそれぞれに。。。
しあわせな週末でありますように。
藤井あき乃