月光浴
旧暦九月十七日。
二十四節気 霜降※ 最後の日。
立待月。
10分ほど前から北東の低い空に見え始めた月。
ちらちら見る度に高くなってゆくから、
見逃してはいけないような気分に駆られる。
そわそわしすぎ。
満月から一日経って、少し欠けて見えるはずだけどまん丸に見える。
すごく大きくて赤い。
この時期は早朝、西の空に月が残っているから、
雲がない日は晩にも朝にも、
部屋の中から煌々と輝く月を見ることができる。
今朝、窓を開けて本を開いてみた。
随分と明るく照らされているように感じるけれど、
読めるほどの明るさはない。
何度目のがっかりだろう。
月光浴しながら読書したいのだけど叶ったことはない。
全然関係のない画像は、
簡易金封を発送するのにぴったりの箱(薄めのダンボール?というか厚紙か)に色塗りして遊んだ結果。
こういう作業は無心になれるからとても好き。
〔持ち上げるための爪をつけた。水貼りテープ。〕
こっちは封筒。
考えてみると
仕事中に無心になれるって貴重。
北東の空にある月の位置がだいぶ高くなって、色も変わった。
これから9時間くらい経ったら西の空に見えるようになるんだなぁ。
頭ではわかっていてもなんだか不思議。
明日もきっと早くに目が覚める。
きげんよくいきましょ
藤井あき乃
