最近の折形と便箋

最近の折形と便箋

最近、発送時に使っている便箋です。


かねてより気に入っていると言いまくっておりました「世界堂」で求めてきた和紙を使っています。
色が5色くらい入っていたのですが、
薄い茜色や水色など使いやすいものから使い切り、
薄い灰色と薄い緑色が残っておりました。

とても美しいのですが、
仏事っぽく見えなくも無く、
商品発送のお便りにはいかがなものか。。。
としばし保留状態だったのですが。

そういう場面のために取っておく。
というのもなんだかね。使い切ってあげなくては!
と急に思い立ち裁断してみましたら、とっても素敵な便箋になってくれました。

面積が小さいので、
色合いがよくわからないというところもありますが、
やはりこの紙はよいです。

この時期から大活躍の「ヤマハゼ」柘遊印は、
便箋の表からと裏からと両方から捺しています。
印影の濃さの違いで奥行きを表現したつもり。^^
透け感のある和紙でのみ楽しめる捺し方です。
文香 折形 工房蓮
この文香は、わたくしの定番中の定番ですが、
「嬉しいご縁を結んで下さって喜んでいます」
という文香になっています。^^
初めてお求め頂いたお客様や、
久方ぶりの!お客様へお届けしている文香です。

「ほんのきもち」ギフトの折形、「ヤマハゼ・松の葉・霞」遊印の折形で。
ここのところずっと。。。この方たちから離れられません。

折形の濃く見える赤い印影はいつもの印泥(美麗)ではなく、
ヒシエム朱肉「濃赤茶」を使っています。

茶が強く、暗いイメージでもありますが、
黒とあわせるとすごくシックにキメテくれる良い子です。

なんだかコマーシャルっぽいブログになっていますが、
午後からは危うく廃棄となりそうだった「陶器ぼたん1号」の皆さんと共に、
何か作ってみたいと思っています。
お披露目できるようなものができましたら。。。明日のブログでお目にかかりましょう!^^

工房蓮 藤井あき乃