不思議なほど好き

発送用袋続きで恐縮ですが、
先日求めた杉皮紙で作る巾着袋は、エンボッサー(ダイホルダー)用にぴったりじゃないか!と
思い立ち作ってみました。
確かにかわいいが、そして自分の指先トレーニングには最適だろうけれども、
この人は一体いつまでこんな事を続けられるのか?ほんのきもちギフトもやめたくせに!
と思っているあなた。
ほんとうにその通り。笑
しかし、袋づくりが本気で好きなわたくしは、
本柘植遊印の袋も底マチ付きで作ったりしてしまい、すっかりはまっております。
どこにマチをつけるにしても、
マチをつけるのであれば、やはりひらっとした手漉き和紙よりも、
少ししっかり感のある紙の方が安定します。
実はその前に、台紙を作って折形風(たとう)に包む。
というやり方にかなり執着しておりまして、
かなりの熱量で何日も(笑)取り組んでおりましたが、
こちらは、どうしても最後の折(後ろで挟み込むところ)で難儀してしまい、
大量の未練を抱えつつ一旦却下箱へ。
スムーズにさばけないと紙が毛羽だったりヨレ感が出たりする為、
清潔感が損なわれる。
今回は折りにもかなり工夫してみましたが、
完成せず実に悔しい。
最低でも10ミリのマチ(幅)がある複数のものを美しくたとう包みに収める。
という事は、
昔から(かれこれ軽く10年以ですので昔って言ってもいいよね)私の課題の一つですが、
未だ成らず。
いつまで続けられるのか私にも確信はあるようで無かったりしますが、
食事時間を減らしてでも、楽しすぎると思う袋づくりです。笑
自分でもほんとうにふしぎ。
見通し良くいきましょ
工房蓮 藤井あき乃