自分だけの季節感

自分だけの季節感

「寒露」の頃の箋と文香です。
レインボーカラーの源氏香図印に夢中になってしまい、
必ずどこかに登場しております。

このあたりの実際の紅葉は11月になってから。

10月は「まだかな。まだよね。今年はきれいかな。」という「待っている」時季なのですが、
実際に11月に入りますと、頭の中は晩秋初冬という雰囲気になってしまい、
落ちている葉っぱがメインになります。

わたくしの中では。

あくまで個人的な感覚ですけど。

そして、
12月1日からは冬になるので(私の頭の中は)、
実際は落ち葉の頃ではありますが、絶対雪!のイメージになります。

12月のうちに(何故か。笑)初雪が舞ってくれるといいな。という願望が募ってくるということなのでしょう。

日本は縦に長いので、北と南ではかなり温度感が違いますが、
同じ場所に暮らしていたとしても、
感じる季節感はそれぞれだろうと思います(多分)。

こどもの頃から自分の中で育まれた季節感(感性)と、
実際の季節感と
そして願望と

ぜんぶが一緒になって何かが表現されるってことなのでしょう。

おもしろいなと思います。

みんな違うからみんな生きていける道が見つかるのね。と思う。

見通し良くいきましょ
工房蓮 藤井あき乃