扇柄の折形(ぽち袋サイズ)

扇柄の折形(ぽち袋サイズ)

扇柄の千代紙を表面だけに挟んで仕上げた小さな折形です。
「書きのし」印と「扇」遊印を組み合わせてみました。

表側に使った半紙で千代紙をくるむようなカタチになっています。
三つ折りの紙幣がぴったりおさまるサイズ。

千代紙自体の柄は活かしたいけど紙の質感がいまひとつ。という場合など、
半紙を掛けると紗がかかったような雰囲気になりとてもよいです。

この扇柄の千代紙はお客様に頂いたものですが、
もう何年前でしょう。
傷みもなく優秀な千代紙ですが最後のひとひらとなりました。
感謝です。

ところで、「扇」遊印ですが、
最初に試作した1扇面の遊印もやはり復活したいと思っています。

オーソドックスに使いたい時などには、
やはりまっすぐ正面を向けて一回捺しが王道かと感じますし、
ご要望も頂きましたので力を得て。^^

サイズを調整し早々に。。。と考えています。

見通し良くいきましょ
工房蓮 藤井あき乃