楮紙でつくる紙幣包み
三つ折りの紙幣にちょうどよいサイズの包みです。
表側に使っている紙は楮100%の紙ですが、
海外で栽培された楮を、日本で漉いた紙なのだそうです。
色は真っ白ではなく、ごくごく薄い生成りですが、
紙を重ねた時にでてくる雰囲気というか風合いが素敵。
毛羽が立ちやすいので、
もたもたしないことが肝要。^^
一枚で仕立ててもよいタイプの包みだと思いますが、
ふっくらした感じが好きなので内側に半紙を仕込んでいます。
21ミリ角の百寿印を透かしたり、
少し見せたりして作ってみました。
赤い印影は印泥を使って捺していますが、
この楮紙との相性もよくきれいにつきます。^^
白土入りの宇陀紙で作ってもよさそうですね。
また今度挑戦してみます。
充実の一日を
藤井あき乃