ぬくもり感とかっこよさ
試行錯誤中の年賀状サンプル(というか間違いなく自分用の試作)。
大きなサイズになるほど難しくなる印捺しのリスクを軽減する為、
別和紙に捺して貼り付けています。
葉書を作るときはいつも、
きちーんと裁断した和紙に捺し、
背景に使う和紙達も全て定規とカッターを使って裁断するのがわたくしの中でのお約束。
手漉き和紙といえば手ちぎりしないと!と思ってしまいますが、
どういう場所にどう使うかにもよると思っています。
毛足の長いふわっとした線からはかっこよさを感じることはあまりなく、
カッター刃の気配を感じるような直線の方がその雰囲気は出しやすい。
(実際にかっこよく仕上がっているかどうかは別です。一瞬の掴みとして。)
そして
温もり感とかっこよさは共存できないのよね。と思う。
しかし、ちょっとくらい温かみも欲しいかなと思う今日この頃。
百寿印を捺す和紙だけは手ちぎりしてみました。
手ちぎり用型紙も試作中。が、こうやって見ると妙。^^;
あたたかみのあるかっこよさを目指して。
機嫌よくいきましょ
藤井あき乃